先般 12月15日に配信しましたお知らせにおきまして、中国山東省青島市にペット総合事業を展開する合弁会社「青島海空寵物有限公司」の設立を決議いたしました。
このように当社グループは、従来より売り上げ拡大及び収益力の強化を図りながら、事業基盤の強固な形成を目指してまいりました。
そして、2021年度12月現在の売上高実績としまして31.6億円の売り上げを達成するにいたりました。 また収益の強化とともに、昨今の企業理念としまして環境への負荷を最大限に削減することも、求められております。
弊社は従来より総合リサイクル企業として、日本と中国に拠点をかまえ、プラスティック、金属などの廃棄物の収集、再資源化 そして製品化をおこなってまいりました。
日本政府は、2030年に向けた温室効果ガスの削減目標について、2013年度に比べて46%削減することを目指すと表明し、さらに、50%の高みに向けて挑戦を続けていくと強調しました。この方針は弊社のフィロソフィーのひとつである地球環境と未来をつなぐ資源の有効利用で社会貢献を果たすに合致するものです。
また政府は集中豪雨、森林火災、大雪など、世界各地で異常気象が発生する中、脱炭素化は待ったなしの課題であり、同時に、気候変動への対応は、わが国経済を力強く成長させる原動力になるという方針のもと『2050年カーボンニュートラル』を宣言し、成長戦略の柱として取り組みを進めています。
さらに、▽再生可能エネルギーなど脱炭素電源の最大限の活用や、▽投資を促すための刺激策、▽地域の脱炭素化への支援、それに、▽3000兆円とも言われる世界の資金を呼び込むための「グリーン国際金融センター」創設や、▽アジア諸国をはじめとする世界の脱炭素移行への支援など、あらゆる分野で、できるかぎりの取り組みを進め、経済と社会に変革をもたらしていく考えを強調しています。 そして、その趣旨に沿う弊社の再生原料は、自社工場にて雑貨などへ加工・商品化されるほか、電機・車部メーカーなどへ原料供給へとつながっております。
既存の利益追求のから、経済と環境維持を両立させるビジネスモデルを一層進化させ、今後もますます、弊社は同様の基本理念と目標を掲げることで、さらなる世界の環境負荷の軽減への一助となるよう社会貢献を果たしてまいりたいと思います。